おうちで過ごす時間が増えてくると、手遊びや絵本を読むのにも限界がくるし、
動画やテレビばかりに頼るのもいけないなー…と思いつつ、ついつい見せてしまっている…というママも多いのではないでしょうか。
とはいえ、何か知育になるようなもので遊ばせたい!と思っても、外出を自粛されている今は気に入ったおもちゃをゆっくり試して購入することもできないし、材料をそろえるのもなかなか大変。
あれこれリサーチして、買ってみたおもちゃに子供が興味を示さなくってがっかり、なんてこともありますよね。
それならば、簡単に手に入る身近な野菜や果物で食育と知育をいっぺんにやってみるのはいかがでしょう?
野菜や果物と触れ合うだけで脳が鍛えられて、野菜や果物が身近で好きになってくれるかもしれないし、
もし万が一興味を示さなかったとしても、あっさり割り切って食べればいいだけ(笑)
一石二鳥どころではありませんよね!
おうち時間がゆっくりとれる今だからこそできる、野菜や果物を使った知育遊びをご紹介します!
おうちで知育遊びと食育あそび!意識するポイントは?
大人が当たり前にしている行動でも、赤ちゃんにとっては脳にいい刺激を与えてくれることがたくさんあります。
意識するポイントは五感を使うということ。
五感、というと、視る・聴く・嗅ぐ・触れる・味わうの五つを指します。
どんな色や形をしているかな?と視て
カサカサ、パリパリ、キュッキュ、と触れた時の音を聴いて
においを嗅いで
触ってみて、
たまに口に入れて(そのまま食べられるものは)味わって
と、野菜や果物は五感を一気に全部刺激できるめちゃくちゃ優秀なものだと思いませんか?
特に手や指先を使った遊びは大脳に刺激を与えてくれると言われています。
大脳は
記憶力
運動能力
思考力
言語能力
などの発達にかかわっていて、手先や指先を動かすことで活性化するんです。
また、乳幼児時期に手や指先を使う経験を重ねている子は器用な子が多いと言われています!
BABY薬膳としては、体験とともに、食材の効能も教えてあげるとママも勉強になります!
というわけで五感を鍛えるおすすめのお野菜遊びを順番にご紹介していきます!
絵本といっしょの野菜や果物を探す
【鍛えられる五感:視・触・嗅】
【できる年齢:0歳から】
【りんごとにんじんの効能:お腹を元気にしてくれる】
【きゅうりの効能:火照った体をクールダウンしてくれる】
野菜や果物の絵本を用意して、それと同じものを準備します。
描かれている野菜や果物の実物と照らし合わせるマッチングをことで、脳を刺激します。
一歳未満のお子さんでも、アレルギーなどがない食材で積極的に試してみてください。
11か月くらいの頃。りんご一緒一緒ね~!と言いながら本に重ねていました。
ちなみにこの本はこちらです⇩
1歳3か月くらいになると自分で同じものがないか、探すようになってきました。
にんじんどこかな~?
きゅうりどこかな~?
これ、にんじん、いっしょね~!などと声をかけていると、実物があることがうれしそうでした。
季節的に準備できないものもありますが、赤ちゃんの絵本に載っている野菜はスーパーで年中手に入るものが多いので、是非マッチングしてみてください。
ぞうやきりんは動物園に行かないとホンモノが見せられないし、
サクラやコスモスはその季節に植物園や公園に行かないと見せられないですよね。
(あ、お花屋さんという手段もありますが(笑))
その点、野菜や果物は手軽に準備できて、あとで食べられます!
玉ねぎの皮むき
【鍛えられる五感:視・聴・触】
【できる年齢:0歳から】
【玉ねぎの効能:血液をサラサラにしてくれる】
これは1歳半くらいの頃ですが、玉ねぎをすこしむいて差し出して、のこりをぺり~ッとやってもらっていました。
5か月くらいから新聞紙などをちぎったりができるようになるので、剥いた皮をパリパリほぐして遊んだりするのもたのしいですね!
玉ねぎぺりっの書いてある絵本を一緒に見せると効果倍増です。
ちぎる、という作業は指先を使うので、脳の発達にもとてもおすすめです。
レタスを手でちぎってもらうのもいいですね!
(ちなみに海苔は簡単にちぎれるのですが、手について大惨事になるのであまりお勧めではありません(笑))
椎茸のいしづきとり
【鍛えられる五感:視・聴・触・嗅】
【できる年齢:2歳から(椎茸をほぐすだけなら0歳からOK)】
【椎茸の効能:おなかから元気に免疫力UP】
いしづきだけをとる、というのはちょっと難しいかもしれませんが、手で割いたり、ほぐしたりするのは0歳から楽しめます。
2歳の息子。
いしづきだけでいい、って言ってるのにかさもぱっくり(笑)
茸のさけるときの感触って独特で気持ちいいですよね。
椎茸の香りも楽しめるのでお勧めです。
息子はいい香りで思わずそのままぱくりと行きそうになってました(笑)
そら豆をさやから出す
【鍛えられる五感:視・聴・触】
【できる年齢:1歳半ごろから】
【そら豆の効能:胃腸を丈夫にしてむくみをとる】
さやに割れ目をつくっておくと、そこからほじって豆を出してもらう作業です。
少し取り出しにくい豆を指でこじ開けながら出すのは、両手をしっかり使うとっても脳の刺激に良い作業です。
(横でお手伝いしないといけないので、ママが助かる~♪という風になるのはもうちょっと先ですね(笑))
中のふわふわがきもちいいね~、(出てきた豆の大きさを)おおきいのとれたね~、あ、ちっちゃいね~などと声掛けしながら、隣でせっせと割れめをいれていました(笑)
そらまめくんのお話と一緒にするとより効果的ですね。
ごますり
【鍛えられる五感:視・聴・触・味】
【できる年齢:1歳半ごろから(クレヨンが握れていたら)】
【ごまの効能:体の潤いとパワーをチャージ】
ごまがすり鉢でこすれていく感覚は音も楽しめて、すっていくうちに香るごまのいい香りも楽しめておススメです!
クレヨンが楽しめるようになってきたら、すりこぎをコンコン!としてみたり、一緒にもってゴリゴリ擦ることで、集中力も高まります!
普段はすりごまを買っている我が家も、おうち時間が増えたのでこの作業を一緒に楽しむことにしています。
すりたてのごまをごはんにかけてあげると、さらに興味をもって、好きになってくれますよ!
レモンを絞る
【鍛えられる五感:視・聴・触・味】
【できる年齢:1歳】
【レモンの効能:疲労回復してストレス解消!】
すこし握力がついてきたら、レモンをぎゅっと握ってぽたぽたと絞ってもらいましょう。
ちょっと舐めて酸っぱい経験をしたり、しぼった時のさわやかな香りを楽しんだりと、いろんな感覚を刺激してくれます。
オレンジなどはべたべたしてしまいますが、レモンはべとつかない上に、こぼれてもおそうじになるので安心して汚せます(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、実物がなくても、野菜や果物を切るおままごと遊びは、食材の切り口を知ったり、食材の名前を覚えたりするのにおすすめです。
おままごと男子の息子は持っている野菜はすべて名前が言えるようになりました。
・野菜や果物は五感が刺激できる食材がたくさん!
・将来お手伝いをしてくれるきっかけになるかも!
・子供が楽しんだ後は食卓に並べると、より食材が身近に!
・あと、息子はズボンをはいてないことが多い(笑)
皆さんもおうち時間を是非楽しんでみてくださいね!
お野菜やくだものであいうえおを学べるあいうえおポスターもおススメです!
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