離乳食のトマト!缶やジュース活用の落とし穴!

野菜

あなたはトマトお好きですか?

私は暖かい季節になってくるとトマトが欠かせなくなります。

私は妊娠中、つわりでトマトとイチゴしか食べられない時期があって、トマトには本当にお世話になってきました。

このトマト、彩りもきれいでうまみもたっぷり含まれているので赤ちゃんの離乳食に取り入れるとぐっと食事の見た目にも味にも広がりが出るのですが、気をつけたい点もいくつかあるのです。

今回は離乳食でトマトを使う場合に気になる処理や、トマトの加工品の活用についても掘り下げたいと思います!

離乳食のトマトはいつから?薬膳的な効能も知っておこう!

離乳食のトマトは離乳食初期からOKです!
我が家でも離乳食初期から大変お世話になりました。

離乳食初期 離乳食中期 離乳食後期 離乳食完了期

トマトは、昆布のうまみ成分でおなじみのグルタミン酸を豊富に含んだ食材。

このグルタミン酸は母乳にも含まれている、というところから、離乳食初期のまだ母乳の割合が多い時期から赤ちゃんになじみやすい食材と言えると思います。

うまみたっぷりで、赤い色が鮮やか!せっかくならうまく使ってみたいですね。

ここで、トマトは開始時期だけでなく、開始する季節も少しチェックしてみてほしいと思います。

それはなぜかというと、トマトの薬膳的効能が次のようになっているからです。

トマトの薬膳的効能

味:甘 酸 
(甘味と酸味をもつ⇒この2つをもっていると潤いチャージの効果があります!)

性質:微寒 
(体をやや冷やす)

帰経:肝脾胃
(体の巡り関係や肝機能と消化吸収関係にアプローチしやすい)

効能:生津 涼血 平肝 健胃 消食 解暑
(体の潤いチャージして、熱がこもって沸騰したマグマのようになった血を冷ます
 胃腸の調子を整え、消化を助ける、熱中症の予防と対策になる暑気あたりによい)

このような効能を持っています!

あなたはこれをご覧になっていつ食べたくなってきますか?

そうですね、ですよね!

トマトは夏の胃薬!と呼ばれる食材。

スーパーには年中並んでいますが、旬は夏。夏野菜ですもんね。

リコピンというポリフェノールの一種がたくさん入っていて、血液をサラサラにしたり、夏の日差しから守ってくれるうれしい食材です。

冬に絶対食べてはいけません!とは言わないですが、もしあなたのお子さんが離乳食初期を始めるのが冬だったら、お腹を冷やす効果がやや強めのトマトは、後回しにしてほしいな、と思います。

ちなみにトマトは夏よりも春くらいの方がおいしかったりします。

これは夏は暑くて実が熟すのが早いので水っぽくなってしまうのに対して、春はゆっくり熟すので、その段階でうまみが凝縮してくれるからだそうです。

私のつわり時期は4月だったのですが、その頃トマトがおいしく感じたのは、身体が酸味を欲していたからだけでなく、そんな理由もあったのかもしれませんね。

我が家の息子は離乳食を開始したのが7月だったため、初期から取り入れましたが、もし冬に開始だったら初期からは登場させていなかったと思います。

涼しくなってからはトマトの登場回数も激減していて、生のトマトを食べはじめたのは1歳5か月になった4月。

4月なのに夏のように暑い日があった時に生にチャレンジしたみたいでした。

離乳食の開始時期で取り入れるお野菜を変えてほしい!というお話はこちらからご覧ください!

離乳食初期の野菜!おすすめは?季節別チョイスのススメ!
多くの赤ちゃんが10倍粥からスタートする離乳食。 はじめての食事に、時にに不思議な顔をしたり、時ににっこり笑っておかわりを要求してくれたり、時にびっくりしたような顔をしたり、スプーンの中身が少しずつ赤ちゃんの口に取り込まれていく様子を見て...

冬にトマトを食べるときは玉ねぎなどの身体を温める食材と一緒にして、冷やし過ぎを防ぎながら使うようにしてくださいね。

離乳食のトマトの選び方!皮むきや種取りはどうする?

離乳食で使うトマトはどれがいい?

離乳食で使うトマトを買う時にはミディトマトを選びましょう。

赤ちゃんに食べてもらう時にはどんなお野菜でも、野菜の甘みをしっかり感じてもらえるチョイスがおススメ。

トマトは小さいサイズになればなるほど、ぎゅっとうまみが凝縮するんです。

最初の頃は皮をむいたり種を取り除いたり、身が固いヘタ近くを取り除いたりと、結構処理が大変ですよね。

そうするとミニトマトだと作業が多いわりに量が取れないので、大変なのです。

ミニトマトを一口で食べられるようになったら、今度はミニトマトの方がおススメになりますが、少し先ですね。

ちなみに大きいトマトは味が薄く、大味なことが多いので、味のバランスと処理のしやすさを考えるとミディトマトが断然使いやすいのです。

面倒な皮むきや種取りはいつまで?

種取り

種を取り除くのをやめたのは生で食べるようになってから(息子の場合1歳5か月)でした。

たねのまわりにとろんとしたゼリー質の部分がありますよね。

じつはこの部分が一番うまみがあります。

食べられるようになったら是非試してみてくださいね。

周りのゼリー質のおかげで、つるんと食べられると思います。

とはいえ、種はトロトロに包まれているのでおそらく消化されずに出てきそうですけどね(笑)

皮むき

実は皮はリコピンが豊富に含まれている部分です。

食べられるなら食べたいところではありますが、おいしいフルーツトマトやミディートマトほど、皮が固いな、と感じたことはありませんか?

大人でも皮がしっかりとしてるな、と感じるということは赤ちゃんにはかなり難易度の高い部分になります。

飲み込めずに引っかかってしまったりすることもあるので、皮は無理にチャレンジしなくても大丈夫です。

2歳の息子もトマトは好きだけれど皮はあまり得意ではなくて、湯むきトマトにすることが多いです。

のどに引っかかると張り付いて取れなくなったり、窒息のリスクが高くなることがあるので、皮が食べられるようになっても、そのまま食べるときにはすこし細かく刻むなどの工夫をしてあげるといいですね。

【湯むきの仕方】

  1. トマトのヘタを取って、とった時のくぼみ周り(固い部分)をくりぬく
  2. トマトのお尻にばってん切り込みを入れる
  3. 沸騰したお湯に30秒くらい入れるとしわが寄ってくるので取り出す
  4. 水にとってつるんと剥く

トマト缶やトマトジュースは離乳食でつかえるの?

トマトの缶やジュースは皮むきや種とりなどの手間が省けるのでとっても便利。

材料に食塩などが含まれていないものであれば離乳食初期から使えます

トマト缶

でもね、私はトマト缶は2歳になってから一度だけ使った程度です。

理由は3つあって、

・トマト缶は大きくて一食がまだ少量の赤ちゃんの離乳食の準備をするには少し多すぎること
・トマト缶に使われているトマトがどんなものなのかわからないこ
・トマト缶の安全性が少し心配なこと

です。

トマトの缶詰めにはBPAという成分が含まれていて、トマトの酸によって微量に缶から溶け出すことがあるそうなんです。

BPAというのは環境ホルモンといわれる有害な物質で、赤ちゃんの哺乳瓶や食器などでしきりに「BPAフリー」という言葉を目にする、あれです。

神経質なまでに取り除かれているBPAが微量に含まれているかもしれない、と知ってからは大人もあまり使わなくなりました。

まだ少量の間は出来ればフレッシュなトマトから、加工段階が目に見えるものを極力使ってあげてほしいと思います。

でも、最近では紙パックに入ったトマト煮なども販売されているので、災害時などの調理が難しい時に、これなら安心かな!と思えるものを知って備えておくのはとてもいいことですね!

トマトジュース

トマトジュースは種も皮もないのでとっても便利!
ちょっとトマトで煮込みたい時にも、トマトスープとして使いたい時にもとても重宝します。

ですが、気になるのが栄養分です。
調べているとカゴメのHPでこんなことが書かれていました。

野菜を搾汁したり、加熱などの処理をしてジュースにすると、ビタミンCや食物繊維など減少する成分があります。
しかし、加熱しても減少しにくい栄養素はたくさんあります。カルシウムやカリウムなどのミネラルや、野菜の色素であるカロテノイドなどです。これらの中には、リコピンやβ-カロテンのように、生の野菜から摂るよりも野菜ジュース等の加工品で摂る方が吸収率の良い栄養素もあるのです。
カゴメHPより引用

ビタミンCや食物繊維はなくなるけれど、ミネラルやカロテンは失われない、と書かれていますね。

トマトは加熱による栄養分の流出が少ない野菜で、リコピンなどは加熱で吸収率が上がるので離乳食の初期からトマトジュースを使うのはよさそう!という感じですね。

一つだけ気を付けるならば、濃縮還元と書かれているもの。

一度煮詰めてそれを薄めて作ったものなのですが、薄める段階で香料や保存料が加えられることが多いです。

ジュースを選ぶときには塩分だけでなく、加工段階で加えられた他のものが入っていないか、良くチェックして購入するようにしてくださいね!

トマトもアレルギー注意?!

離乳食の時期は野菜によるアレルギーは見過ごされがちですが、実はあるんです。

トマトを食べて口の中が荒れたり、口の周りが赤くなったりしたことはありませんか?トマトやナスなどナス科の食材はアクがありますよね。
このアクにはヒスタミンというアレルギーを起こす物質が含まれていたりするんです。

ヒスタミンが含まれた食材がお肌につくことで皮膚が反応して、アレルギーになったような症状が起こる、というもので、厳密には「仮性アレルギー」といわれたりします。
(山芋でかゆくなるのも同じメカニズムです)

加熱してあくをしっかりとっておけば起こりにくくなるので、ほんのり赤くなるくらいならあまり神経質にならなくてもいいのですが、一度にたくさん食べたり、毎日続けて食べると反応することがあるので頭の片隅に覚えておいてくださいね。

反応しやすい場合はしっかり口の周りにワセリンなどを塗って肌に触れるのを防ぐようにしてみてくださいね。

まとめ

 

・トマトは離乳食初期からOK、でもからだを冷やすので寒い季節は食べ方に工夫を!

・種は生で食べられるようになったら少しずつ試す。皮は引っかかりやすいので幼児食に移行しても無理に食べさせなくてOK

・トマトの缶は安全性を、ジュースは添加物に気を付ける

・トマトで起こる仮性アレルギーの反応に注意

 

いかがでしたでしょうか?

トマトは食卓に上がるだけでぐっと彩りが増すので、特性を理解してうまく取り入れてみてくださいね!

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