離乳食の納豆!大好きな赤ちゃんは要注意?!

タンパク質

離乳食の納豆、あなたのお子さんはお好きですか?

独特のにおいがある割には結構好きな赤ちゃんが多くて、我が家の息子も大好物です。

ちなみに私は関西人ですが納豆好きです(笑)

↑関西人だったら納豆嫌いですよね?って関東に越してきてから何人かに聞かれたので書いておきます(笑)

息子も納豆さえあれば、どんな食材もマスキングしてくれて何でも食べてくれる!という時期があって、納豆に頼り切っていたことがあります。

ですが、納豆に頼り過ぎた結果、思わぬトラブルが発生したのです。

実際、厳格な食制限がある西原式育児を実践されている方は、納豆は二歳半以降、といわれることもあり、納豆結局どうしたらいいの?とお悩みのママもいらっしゃるかもしれません。

今回は赤ちゃんが大好きだけど食べすぎ注意!な納豆についてBABY薬膳ではどのように付き合っていくかをご紹介したいと思います。

栄養学的な面と薬膳的な面からもしっかり掘り下げますよ!

離乳食の納豆はいつから?薬膳的効能もご紹介

納豆は離乳食中期から

納豆は離乳食中期から開始できる食材とされています。

離乳食初期 離乳食中期 離乳食後期 離乳食完了期
〇(加熱・すりつぶし) 〇(加熱・きざみ) 〇(そのまま)

納豆をそのまま食べていいのは離乳食完了期からで、それまでは湯通しして適当な大きさにすりつぶしたり、刻んだりして与えます。

8か月で離乳食を開始した息子の納豆デビューは10か月からで、一応、離乳食中期、というガイドラインにのっとった形になっていました。


離乳食中期の納豆メニュー。
加熱してすりつぶしたひきわり納豆とオクラのねばねばコンビ!

ちなみに小粒をそのまま食べるようになったのは、1歳7か月になったころでした。
離乳食を開始してちょうど一年弱という計算なので、離乳食完了期から食べている感じのイメージですね。

納豆の薬膳的効能は?

味:甘 
(甘味は赤ちゃんが最も好む味で、味自体が気を補って元気にする効能を持ちます。)

性質:温
(体を温める食材です。寒い時期には積極的に、暑い時期には身体を冷やすものを食べ過ぎないようにバランスをとる時にチョイスするといいですね。)

帰経:脾肺
(赤ちゃんにとって未熟な消化吸収機能を担当している脾というところと、呼吸器系と皮膚を担当している肺というところにアプローチができます。)

効能:活血 解毒 解鬱
(なんだかすごく強めの漢字がならんでますね(笑)納豆といえば血液サラサラのイメージありませんか?それです!血液をサラサラにしてつまりを取る効能を持ちます。)

納豆はナットウキナーゼという酵素を含んでいて、これが血栓防止=血液サラサラ効果といわれる所以です。

ちなみに、納豆は朝より夜食べたほうがいいって聞いたことないですか?
これは、このナットウキナーゼは食後12時間後くらいに働くといわれているので、一番血の巡りが悪くなる寝ている間に働いてもらうために、夜ご飯で食べるのがいいとされているんです。

けれどもナットウキナーゼは加熱すると働かなくなります(笑)

えー!じゃあ、加熱して食べなければいけない赤ちゃんには意味ない!

とあきらめるのはまだ早いです。

納豆に含まれる納豆菌は加熱しても生きています

しっかり加熱し(すぎ)て、仮に納豆菌が死んでしまったとしても、腸内細菌の良質な餌になってくれるのです。

大豆を発酵させている発酵食品で(発酵食品は離乳食の段階では積極的に使いにくい塩分を含むものが多い中、納豆は塩分を気にしないで使える!!)、腸内環境づくりにも絶対いいし、身体も温めて、血液もサラサラにしてくれて、いいことづくめ!

鉄分も含まれるので血を補うこともできますね!

このようにうれしい効能がいっぱいで、食べない理由がない!!と、食べられるようになってからは割と積極的に食べさせていました。

そんな私の思いを感じてくれてか、息子も納豆を好きになってくれて、ちょっと苦手そうにしている食材に混ぜれば何でも食べてくれるし、一時期は納豆様様~~~!となっていました。

あなたも、納豆、食べられるようになったらどんどん取り入れよう!と思ってくださったと思います。

しかしこれが裏目に出ることになる日がやってきたのです。

納豆菌は離乳食には強すぎる?毎日納豆で起こった悲劇

納豆菌は菌の中で最強

納豆菌は菌の中でもめちゃくちゃ生命力が強いです。

お酒や糀など、商品に発酵の行程がある商品を作る人は納豆を食べられない、というの、聞いたことがありますか?

これは納豆菌が強すぎて、繊細な糀の発酵を邪魔してしまうからなんです。

造り酒屋さんや醤油屋さんの見学には前日から納豆は食べてこないでください、といわれることもあります。
実際、酒屋さんの友人に聞いたら、納豆は好きだけど食べられない、と言っていました。

これだけ強い菌なので、ちょっとやそっとじゃ死なないため、体内でも胃酸や消化酵素の試練を難なくクリアして腸まで到達してくれます。

腸に到達して腸内環境を整えてくれるなら、消化吸収が未熟な赤ちゃんには願ったりかなったりなのでは?と思いますよね。

けれどこれが問題なのです。

納豆菌は赤ちゃんには強すぎる

納豆菌は赤ちゃんには強すぎるのです。

もともと、大人の胃酸でも死なない強い菌です。

消化酵素もまだ未熟で、腸内の環境も整っていない赤ちゃんにとって、納豆菌は刺激が強すぎます。

さらに、離乳食期の赤ちゃんが積極的に食べる芋類はオリゴ糖を含んでいて、腸内の善玉菌だけでなく、納豆菌のえさにもなり、納豆菌はさらに活性化します。
善玉菌はやさしいので、納豆菌の強さに負けて、淘汰されてしまうのです。

発酵食品=胃腸にやさしいと思っていて、発酵しているものは免疫力UPにも良い!と思っていたので、アレルギーにさせたくない一心で、発酵食品をいち早くとりいれたかった我が家。

普通の大豆は消化にあまりよくないので、ゆでた大豆よりも納豆を先に開始したくらい、必死に発酵食品である大豆製品の魅力を追い求めていたのです。

それなのに腸内環境を良くする食べ合わせが裏目に出てしまうなんて悲しすぎますよね。

納豆は食べ過ぎると便秘になる

実際、息子が卒乳して、いよいよタンパク源をしっかり確保しなければ!

と思った時、せっかく増やしていくならば、消化に負担がかかる動物性のタンパク質ではなく、植物性のタンパク質!

中でもやっぱり発酵食品でさらに胃腸にやさしいものがいいな!ということで毎日納豆を与えるようにしたところ、それまで快便だった息子のお通じが出にくくなりました。

発酵食品を食べているから腸にいいはず!と思っていた私は、卒乳したことで水分が不足している?とか、
それまであまり食べなかったパンをたまに口にするようになったから??

などなど、便秘の原因が全く突き止められず、あれこれ悩みました。

色々調べていく中で、もしかして納豆の菌が負担になってかもしれない!という説にたどり着き、思い切って納豆をやめてみたところ、数日してお通じが回復したんです。

納豆はうれしい効能が沢山あるけれど、赤ちゃんにとっては頻度や量の加減がかなり重要だということを肌で感じた事件でした。

なお、大人も毎日6パック以上食べると健康を害するリスクがあるそうですよ!
(そんなに食べないか!(笑))
https://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/002071/

赤ちゃんに納豆を食べさせるときのポイント

せっかくの納豆の栄養価や効能を体に負担なく取り入れるために、意識しておきたいポイントをご紹介します!

納豆の頻度

納豆の頻度は2,3日に一回までにしておきましょう。

離乳食期の赤ちゃんには納豆菌は思いのほか強く、せっかく母乳などで築き上げてきた腸内の善玉菌が負けてしまいます。

納豆の量

1日の納豆は中期は10gまで、それ以降も20gまで(おおよそパック半分)にとどめましょう。

2歳半を超えた今でも、頻度と量はキープしています。

ちなみに納豆は20gパックがめちゃめちゃ便利です。
愛用品⇓

 

お近くのスーパーで取り扱いがないかどうかチェックしてみてくださいね!

納豆の種類

おススメは国産大豆の納豆で、小粒のものです!

離乳食で使う場合はひきわりがとっても便利ですよね!

納豆は調理するとまな板も包丁もヌルヌルになるし、加熱する場合はお鍋も、ヌルヌルで洗うのが若干面倒なので、ひきわりになっているとめちゃくちゃ助かります。


かぼちゃと胡麻入りひきわり納豆。意外に合います!

小粒にシフトするまで我が家でもずっとひきわりを使っていました。

でも、実はひきわり納豆って、大豆を粉々にひいてから納豆菌を植え付けて作られています。

納豆を作っている方と知り合って話を聞く機会があって、その時に教わって衝撃を受けました。
つまり、豆としては若干不自然な商品なのです。

納豆やさんのおっちゃんは「ひきわりはあんまりお勧めしないよ」と言っていました。

薬膳の考え方では、できるだけ自然の状態で食べることで、効力もUPすると考えるので、できれば粒のものを離乳食のステージに合わせて刻んだりすりつぶしたりするのがベストです。

私は後々の片付けが面倒で(もともと片付けが苦手(笑))ひきわりに頼ってしまっていましたが、もしこだわるならば、粒のものを刻むことをお勧めします。

ひきわりは賞味期限も短いですし、商品ラインナップも少ないので、大豆からこだわって選ぶことを考えても、やっぱり粒のものを買う方がいいですね。


息子の小粒デビューの一品。
小粒の中でも粒が小さそうな商品をチョイスしました。

納豆の状態

納豆は室温に戻った状態で、ふわふわになるくらいまでかき混ぜて食べるのがベストです。

少ない頻度で納豆を食べるなら、納豆菌や酵素が一番元気に活動する状態で取り入れたいですね。

納豆菌が元気に活動するのは40度前後といわれていますが、常温で十分。

あっつあつのお汁やご飯に乗せてしまうと酵素が働かなくなったり、菌が働きにくくなったりしますので、他の食材と混ぜるときには温度に注意しましょう。

また、混ぜるとふわふわになる粘りは、胃粘膜保護になるので、胃に負担をかけない食べ方としては20回くらいを目安に混ぜてから食べるといいですね!

まとめ

 

・納豆は離乳食中期から開始可能。はじめは加熱して、完了期からは非加熱でOK

・血液をサラサラにしたり、腸内環境を整える効能をもつ。鉄分も豊富!

・納豆菌は赤ちゃんにとって強いので、食べる量や頻度に注意!

・こだわれるママはひきわりではなく小粒を使う

・よく混ぜると胃粘膜保護効果UP!

 

いかがでしたでしょうか?

効能が強いがゆえに、結構諸刃の剣的な感じのする納豆ですが、食べ過ぎに注意しながら、うまく取り入れてみてくださいね!

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