離乳食のとろみづけ!片栗粉以外のススメ

調味料

離乳食のとろみづけはどう頑張ってもなめらかにならない食材や、パサパサとした食感のものを食べさせるときに離乳食初期から非常に重宝しますよね。

また、とろみをつけることでのど越しが良くなるだけでなく、少し苦手そうな食材をとろみでコーティングすることで食べやすくなるという利点もあります。

とろみづけの代表格といえば片栗粉ですが、片栗粉は赤ちゃんにとって消化の負担になるってご存知でしたか?

今回は赤ちゃんの負担が少なく、且つしっかりととろみを付けられるオススメの食材をご紹介したいと思います!

離乳食のとろみづけといえば?意外と知らない片栗粉の真実

とろみづけで一番最初に思い浮かぶのは大人も子供も片栗粉だと思います。

大人では片栗粉と水を1:1の割合でつくりますが、離乳食の場合は1:3くらいを目安にすることが多いです。

片栗粉でとろみをつけるとき、あなたはどのようにしていますか?

片栗粉をささっと水で溶いて、すぐにお鍋に投入していませんか?

確かにそれでもちゃんととろみはつくのですが、しゃしゃっと作った水溶き片栗粉でつくるあんは一口二口食べるころには唾液が少し混ざっただけですぐサラサラになってしまいます。

離乳食でとろみをつけるときは水の量も多いので尚更とろみがつきにくいのです。

実は片栗粉、しっかりと粒子の中まで水がしみ込むまでに少し時間がかかります。

水溶き片栗粉を大量に使う中華料理をシェフに習ったことがあるのですが、とにかく下ごしらえの中で何をおいてもまず一番に水溶き片栗粉から準備しましょう、と教わりました。

片栗粉を水で溶いて、底にトロトロの片栗粉が沈殿するくらいになってから使うようにすると良いそうです。

一度水を含んだ片栗粉は残ったら上澄みの水を捨てて冷蔵保存しておけば、必要な時に必要な水を加えてすぐに使うことが出来ます。

そして、水溶き片栗粉でとろみをつけるときは、とろみがついてきてからもしばらくしっかりかき混ぜて火をしっかり入れることが大切です。

片栗粉はジャガイモのでんぷんから作られています。

大福餅の外側にまぶしてあるのも片栗粉なので、大人は少量であれば生で食べても問題ないのですが、

じゃが芋そのものではなく、精製してでんぷんそのものになった状態の片栗粉は赤ちゃんの消化力では負担が大きい食材といえます。

ここまで聞くと、なんだか離乳食初期から片栗粉でとろみをつけるのがおっくうになってきましたよね。

私も実際、水溶き片栗粉でとろみをつけ始めたのは離乳食中期になってからでした。

市販のもので、離乳食用のとろみづけ粉のようなものも販売されていますが、とろみの元は割と消化しにくいデキストリンなどが含まれています。

消化力が弱い繊細な赤ちゃんには、極力食材そのものの自然の力でとろみが付けたい!

というわけで、おすすめしたい食材をご紹介していきますね。

離乳食のとろみづけ食材!片栗粉以外のおススメは?

おかゆ

離乳食初期の前半はお粥やお粥の上澄みを使うのが一番無難です!

素材の邪魔をせず、また色も白いので何を混ぜてもきれいな上、お粥は大体毎食準備することが多いので、わざわざ作るという感じがなく、作業の行程的にも楽ですよね。

オクラ

私が今回一番おすすめしたいのがオクラです。

オクラは薬膳的に消化を助けて、体の巡りを良くしてくれる上に「腎」という成長発育に必要なエネルギーをためている場所にアプローチしてくれる優秀な食材です。

茹でるとしっかりと出てくる粘りは、自然のとろみづけに最適!

離乳食中期ごろからはゆでて種を取り除いて軽く刻んだおくらをとろみづけに使っていました。

離乳食初期にとろみづけで使いたいときは刻んだオクラのかけらを少量だしに加えて煮るととろみがつきますよ。

オクラについてはこちらに詳しくご紹介しています!
https://babyyakuzen.com/2020/07/15/36okura/

モロヘイヤ

オクラと並んで重宝していたのがネバネバ野菜のモロヘイヤです。

消化を助けるネバネバ成分だけでなく、鉄分やビタミン、βカロテンなど、栄養がたっぷりで野菜の王様といわれる食材です。

赤ちゃんは食べられる量が少ないので、一度にたくさんの栄養が取れるモロヘイヤは願ったりかなったりな食材。

柔らかい葉だけを摘み取ってしっかりとゆで、離乳食初期は裏ごし、中期以降は細かく刻んで使っていました。


モロヘイヤ(濃い方)とおくら(薄い方)のネバネバストック。
小さじ1杯ずつをトレイに並べて冷凍していました。

葛粉

葛粉は水溶き片栗粉と同じ要領でとろみをつけることが出来る食材です。

なぜおススメかというと、

葛粉は風邪の予防と風邪の症状の軽減に使えるからです。

葛根湯ってご存知ですか?漢方薬といえば葛根湯を思い浮かべる方も多い、風邪の時に飲む漢方薬です。

この葛根湯の主成分が葛根、葛の根っこです。

そのでんぷん質が葛粉になります。

つまり、葛粉は葛根湯の代わりと考えることが出来ます。

薬膳的にも体内の余分なものを外に出してくれる効能を持ちます。

風邪のひきはじめにはリンゴの葛よせや、とろみを葛でつけたスープなどをチョイスすると風邪対策になります。

片栗粉の時と同様に、しっかり水を含ませて、片栗粉より少し水を多めでとろみづけに使ってみてください。

あ!葛粉は塊が大きくて少量でとろみをつけるのが大変かも…!と思っているそこのあなたのために、いい商品があります!

こちらは微粉末になっていて使いたい量だけつかえてとても便利!

また、葛粉、と書かれて販売されていても、裏を見ると片栗粉が混ざっていることが多いのですが、こちらはちゃんと本葛です!
我が家でもこちらを愛用しています!

免疫力UPについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!

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納豆

おだしを加えてしっかりすり鉢でするとふわふわになります。

山形の方では納豆汁という名前で、ふわふわにすった納豆のお汁が郷土料理として存在します。

納豆は独特の香りがあるので、味が苦手そうな食材をマスキングしてくれるのにもとても重宝します。

薬膳的には血液をサラサラにしてデトックス効果もある食材です。

離乳食中期から試した納豆は、息子がとても気に入ってくれて、一時期ちょっと嫌がったら何でも納豆に混ぜる、ということをやっていましたが、赤ちゃんにとって納豆の菌は腸内細菌をつぶしてしまうくらいの威力があることを知り、頻度を落として食べさせることにしました。

2歳を過ぎた今でも納豆の頻度は2,3日に一回20gまで、と決めています。

納豆についてはこちらも是非!

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その他

すりおろし蓮根やすりおろしじゃが芋もとろみをつけられる食材です。

食材としても胃腸の調子を整えてお腹から元気にすることが出来て、赤ちゃんにとって優しい食材といえます。

しかし、これまで紹介したものと比べてもちもちとして、粘度が高くなるので、喉につかえる可能性があります。

トロミとして使う場合は離乳食後期以降が無難です。

また山芋はネバネバ食材としても薬効としてもとても優秀なのですが、生の山芋はアレルギーを起こしやすいため、赤ちゃんにはお勧めしにくい食材であることから、除外しています。

まとめ

 

・片栗粉を使う時にはしっかりと吸水させて、しっかりと火を通す

・食材そのものが粘り成分を持っているものをうまく活用してあげると、胃腸の負担がかからないばかりか、消化を助けてくれる!

 

いかがだったでしょうか?

食材のもつパワーをうまく活用してみてくださいね!

 

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コメント

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  2. […] https://babyyakuzen.com/2020/04/29/16toromi/ ちなみに8か月から離乳食を始めた息子のオクラデビューは9か月! 野菜の中でも早目の開始となりました。 […]

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