あなたのお子さんは好き嫌いなく何でもたべてくれますか?
離乳食の時期は先入観がないので、今のうちにいろんな食材にチャレンジして、
味覚を育てて、好き嫌いのない子になってほしい!
というのはママの切なる願いですね。
にこにこ笑いながら笑顔の赤ちゃんにスプーンを運ぶ幸せな時間を想像していたのに、
始まってみるとそれは戦場のよう。
食べてくれない赤ちゃんと食べさせたいママの熾烈な戦い!!みたいになっていることも多いのではないでしょうか?
あれこれ考えて試行錯誤するのももう限界・・・
私にもっと料理のスキルがあれば変わるのかしら…
と、悩みが尽きないママ!
実は子供の好き嫌い克服のカギは調理法ではないんです!
これを読めば気持ちが楽になって、今のままで力まずに離乳食の時間を楽しめるようになりますよ!
では早速見ていきましょう!
離乳食を食べない時期ってあるの?見えてきたターニングポイント
離乳食を食べない時期、食べなくなった時期を調べていると、一番多いのは7か月頃、次が9か月、そして8か月でした。
これって一般的に言うと5~6か月から離乳食をはじめて、2回食になったり、離乳食中期になってトロトロのポタージュから少し形が出てきたり、といういわゆるステップアップの時期に問題が発生していることがわかります。
はじめての離乳食ではじめてのステップアップ時期。
何もかもがはじめてなママにとっては、食べない原因が何なのか、もうなにがなにやら、見当がつかない!!って感じですよね。
離乳食開始から滑り出しが順調だった赤ちゃんは特にそうです。
今まで機嫌よく食べてた赤ちゃんが急に食べなくなったら絶対焦って検索の鬼になると思うんです。わかります!
今ももしかしたらそんなママが見つけてくださってるかもしれませんね。
教科書には、離乳食時期の移行って7か月から中期!とかカミカミ期は9か月からで、1歳を迎えたら完了期です!
なんて書いてあるのですが、そんなにきれいには進まないのが現実。
赤ちゃんは今日で食べて2か月たったので次の大きさにチャレンジしてみていいですよ、なんて言いませんよね?
ママは張り切って固さや大きさをステップアップさせてみたとしても、昨日までトロトロだったにんじんが、今日はつぶつぶが舌に残る感じになっていたら
ん?今までと違うぞ??
となる訳です。
でも、大好きなママが食べさせてくれるものだから、きっと大丈夫なはず!と思ってくれているはずの赤ちゃんが食べなくなるのには
ママがやってしまいがちなある行動が原因かもしれません。
離乳食を食べない理由を徹底究明!食べない原因は意外な2つだった?
基本的に赤ちゃんが食べないのは大人と違って、味がおいしくないからではありません。
赤ちゃんは固さ、大きさ、温度が思ってるのと違った時に違和感を感じます。
でもそんな食材の微妙な変化よりも食べない原因になることが2つあります。
一つ目はママの顔です!
新しい食材が今日は食べてくれるかな?
昨日ぶちゅぶちゅ出してしまったけど今日は大丈夫かな?
そう思うと、だんだん険しい顔に・・・!
口をつぐんで抵抗する赤ちゃんに無理やりスプーンをねじ込むときのママの顔、大丈夫ですか?
特にママ自身が苦手な食材にチャレンジする時は、心のどこかで
「ママはいらないけどね!」とか
「こんなのよく食べるなー」とか思ってしまってたりするので
余計に顔が怪しくなるんですよね(笑)
息子は基本的になんでも臆せず食べてくれる子でしたが、お薬を飲ませるときだけ、スプーンをもって近づくだけで顔がマジになって、後ずさりしながら泣いていました(笑)
我が家では
「わぁ~おいしそうね~♡ブロッコリーっていうんやで~☆いただきまぁ~す」
(丸文字で書いてあると思って読んで下さい(笑))
と、子供番組顔負けの声掛け…はできませんでしたが、
(できひんかったんかい(笑)(笑))
とにかく笑顔で!ブロッコリー食べてみよか―!などと言ってました。
もともと口角が下がり気味で、普通にしてると若干むすっとしているのがデフォルトの私だったので、
ちょっと笑えばこれはとんでもなくおいしいものに違いない!と勘違いしてくれていたのか、息子は食べてくれなくて困ったことは一度もありませんでした。
二つ目はタイミングです。
仮に今日は調子悪いかも~という時にハイテンションでガッツリしたお肉が出てきたらどうしますか?
うえ~いらないわ~ってなりません?
もしくは、まだあんまりお腹すいてないなーと思っているのに、
どうぞどうぞと色々食事を勧められたらどうでしょう?
好きなものも嫌になったりしませんか?
赤ちゃんも同じです。
教科書的には必ず時間を決めて規則正しくしていくことで生活リズムが整ってお腹がすくタイミングも整ってきます、なんて書いてありますが、
ついついおっぱいを飲んでしまったなんていう時だってあるはずです。
外出先で目新しいものをいっぱい見て興奮状態になっていることもあるかもしれません。
食べたい気分じゃない時だってある、と一呼吸おいて、少ししてからチャレンジできそうだったらやってみてください。
そうこうしているうちに次の食事時間が迫ってきそうだったら、一回くらい抜いちゃっても大丈夫ですよ!
食べない時の食べさせテクニック!
間違いなくお腹がすくタイミングで、笑顔であげているのに食べてくれないよ!という時も、絶対あります。
そんな時は基本に立ち返って、固さや大きさ、温度を調整したりしてみることと思います。
もちろん、調理の試行錯誤も大切。
教科書通りに進めていると、ついついステップアップが激しすぎて大きさがいきなり二倍とかになってしまったりします。
でも本当はじわじわ~っと、0.1ミリずつくらいのつもりでちょっとずつ大きくしていけばいいんです。
階段を上るのではなく、坂道を上るイメージ。
とはいえ、このステップは一方通行ではありません。
大きすぎたか、と思ったら引き返しても全然いいのです。
一度固くしてみたらもう柔らかいものに戻れない訳でもないです。
赤ちゃんの気分や素材によっても違うのでベストな塩梅を探してみてほしいです。
(ちなみに2歳になる息子は固いリンゴをがぶがぶ食べるくせに、ブロッコリーの固い部分はあんまり食べません。でも刻んでご飯に乗ってたら普通に食べます(笑)そんなもんです(笑))
あれこれして食べなかった時はどうするか?
あっさり引き下がってください。
ええ!
って感じですよね。
これはもう食べなくていいわ!!という意味ではなく、
そのスプーンにのっている一口を無理やり食べさせ続けない、という意味です。
一旦引き上げて、一口量を減らしてあげてみたり、違う食材を食べた後に食べてもらったり、ご飯に混ぜたり、というその日の1食の中ですこしアレンジをしてから食べてもらうと、さっきそんなに意地を張っていたのは何だったの?と思うくらいあっさり食べることがあります。
色々混ぜると食べてくれる確率が上がるかもしれませんよ!
おだしなどをつかった複雑な味に慣れていると様々なものを違和感なく食べてくれることが多くなりますので、お出汁も是非活用してくださいね。
どうしてもだめな時の奥の手!
何をしてもだめだって言ってるのに、あー食べないのね、そうですか、と大きな気持ちで引き下がれたら苦労しない!
と思っているあなた、
そう、大きな気持ちになれないっておっしゃいましたね。
わかります。
でも食べない子の食べさせ方の奥義はママのメンタルケアなんです!
子供が食べなくってすごくイライラしてしまう。わかります。
せっかく手間暇かけて作っているのに食べてくれないと悲しいし、悲しみを通り越してイライラします。
でもね、これはママの性格のせいじゃないんです!
思い返せば出産から今まで
出産時にたくさん出血して、
容赦なく始まる授乳による寝不足の日々。
増える母乳量。
搾り取られる栄養分。
ママは絶対疲れています。
母乳はママの血液そのものですから、出産による出血+母乳で失う血でママの血、限界です。
血が減ってしまうと、少しのことでどっと疲れますし、イライラしやすくなります。
イライラを通り越すと、つらくて悲しくて、時に自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は!
血を増やす食材をママが食べてください!
もちろん、その中で子供も食べられる食材があれば一緒に食べてもOKです。
ママが笑顔になる補血食材
緑の濃いもの
ほうれん草 小松菜 青梗菜 モロヘイヤ 菜の花
赤いもの
人参 なつめ クコの実 赤身の肉や魚 レバー
黒いもの
ひじき プルーン レーズン 黒胡麻 黒豆 バルサミコ酢
ママの笑顔は子供の笑顔につながります!
ついつい後回しになりがちなママの食事も是非気を付けてみてくださいね。
まとめ
ここでまとめておきますね。
・お腹がすくタイミングで笑顔であげてみる。
・食べない時は自分を追い詰めず、ママのメンタルケア(血を増やす)もやってみる
思い返すと、好き嫌いがない息子も、毎日パクパクスムーズに食べていたわけではありません。食べない日も時々ありました。
でもほとんど気にしていませんでした(笑)
私が息子の離乳食の時に大切にしていたのは
「離乳食は散歩進んで二歩下がる」
という言葉と、
この写真です。(これ、私の赤ちゃんの頃です。)
バナナしか食べなかったくせにこの顔です(笑)
その話はこちら(笑)
種類を食べないことより、笑顔で食事の時間を過ごしていれば、きっと将来、
何でも食べてくれる子になりますよ!
頑張ってみてくださいね!
コメント
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