離乳食のパンの選び方!赤ちゃんのためのこだわりパン選びとは?

豆・穀類

「子供ってパン好きよねー!」

2歳の息子がパンをほおばっていると必ず誰かにこういわれます。

でも私の内心は複雑。

なぜかというと、パンってそんなに積極的に食べてほしい食材ではないからです。

離乳食初期からの定番である「パンがゆ」って、パン文化の国のものなのかな、と思っていたら

アメリカでも離乳食はライスシリアル(10倍粥みたいなもの)から始まるというではありませんか!

 

パンは正直、どこででも買える手軽で身近な食材ですが、赤ちゃんの離乳食に使うとなると、チェックしておかなければならないポイントが沢山あります。

そこで今回は離乳食でのパンの選び方とパンを登場させる頻度など、あなたが離乳食でパンを選ぶときの軸を作っていただけたらと思ってまとめてみました。

これを読めば離乳食でのパン選びで注目すべき点が整理されて、悩む時間が減りますよ!

早速行ってみましょう!

離乳食のパンはいつから?

離乳食でパンは離乳食初期から食べてもOKになっている食材です。

離乳食の初期はパンをお湯や粉ミルクでふやかしてから煮た「パンがゆ」というスタイルで開始して、そのままの形で食べてもOKなのはカミカミができるようになる離乳食後期ごろからが推奨されています。

 
 
 
 
 
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ちなみに8か月で離乳食を開始した息子は1歳になってからパンがゆデビューをしました。

離乳食開始から5か月たってから、という計算になりますね。

かなりゆっくりスタートです。

「パンっておかゆにしてまで食べなあかんもんなのかな?」

と思っていた私はそこまでパンを登場させる情熱がなかったことも理由の一つです。

(そう思っていたら、読者さんからも同じ意見をいただき、そう思うよね!!とめっちゃ共感しあった出来事もありました。)

そうやってかなりゆっくりスタートとなったパンですが、そんな母の気持ちを汲んでか、最初はまったくお気に召さず、食べない時期が続きました。

小麦がきらいなのか、と米粉のパンにしてみてももう「パン」という形態があかん感じでした(笑)

 

食べなくても、あまり気にしていませんでしたが、私はたまにパンが食べたかったので(笑)時々余計なものが入っていないおいしいパンが買えた時だけ、チャレンジする、という程度で進めていました。

話はそれますが、私の祖母は生前ご飯があまり好きではなく、嚥下障害がでてからもおかゆではなくパンがゆを好んで食べていました。

パンがゆって、離乳食だけじゃなく、介護領域でも活躍してるもんなんだな、と思った出来事でした。奥深いパンがゆの世界!!

 

話を元に戻して、2~3か月に1回くらい、そういやパン、どうかな?みたいな感じであげてみては、やっぱり食べません、という繰り返しが続きました。

離乳食でのデビューは遅かったとはいえ、歯も十分に生えそろってきていたし、噛むのが楽しそうだったこともあって、割とすぐにパンがゆを卒業し、そのままの形に移行しました。

1歳3か月くらいになった頃からでした。

でも依然として食卓に出してもほぼ食べず(笑)

後で詳しくお話ししますが、離乳食で使用するパンは購入時にチェックすべき点がいろいろあります。

いちいちパン屋さんで尋ねるのも大変だし、尋ねて安心を確認して買っても食べてくれへんのやったら、最初から私の好きなハード系のパン買うっちゅうねん!

と開き直ったりもしていました(笑)

(日本一のパン消費量といわれる京都出身なので、パン好きなんです(笑))

そんなこんなで息子向けのパンもほぼ買わなくなった1歳7か月のある日、外食先のレストランで出てきたパンを急に食べたのが後にパン好き少年になる第一歩となりました(笑)

え!パンめっちゃ食べてる!と衝撃で撮影した証拠写真(笑)

その後1か月たたずにトーストパンもデビューしました。

 

こんな感じで、パンがゆも、パンそのものも、

「まぁ食べれたら食べれたやけど、食べれへんかったら食べれへんかったでもいいか!」

と緩く構えていたんです。

これは大人にも言えることなんですが、パン食って準備がめっちゃ楽なんですよね。

ご飯は器が必要だけど、パンは適当な大きさにカットしておけば、あとは場所を選ばず手軽に食べてもらうことが出来ます。

お出かけの時に持参するのも、おにぎりを握るよりはるかにラクチンです。

でも、食べられなくても全然いいや!と思えていたのは理由があります。

離乳食でパンがマストではない理由

小麦の薬膳的効能がイマイチ

パンの原料である小麦の効能が魅力的でない、というのが最大のポイントです。

薬膳辞典に載っている小麦の働きには精神安定効果やお腹のハリを押さえる効能がかかれていいます。

実際、小麦は「しょうばく」といって漢方薬としても使われていて、「甘麦大棗湯」という、子供の疳の虫なんかにも使われる漢方薬でも主役を張っています。

ですが、この効能、実は小麦の殻の部分にあるんです。つまり、「ふすま」の部分ですね。

赤ちゃんが食べる白い食パンに使われている小麦粉は、この効能を持つ部分を取り去ったものです。

グルテンフリーなどで気にする小麦のグルテンはこの白い部分にあります。

つまり、小麦の白い部分はもちもちして体から出にくく、体の中で溜まりやすい食材になります。

最近ではお砂糖よりも小麦の方が子供のイライラが起きやすい、という見解もあったりします。

パンを好んで食べなかったころはあまり気にしていませんでしたが、食べられるようになってからパンが続くとなんだかやんちゃに拍車がかかっているような気もして、「小麦でもイライラ」説はあながち間違っていない、と踏んでいます。

 

ちなみに、小麦がダメなら米粉はどうだ?という選択肢もあります。

小麦より米粉のほうが、より安心ではあるのですが、今回はあくまでふつうの小麦のパンを食べるなら、というお話をさせてくださいね。

全粒粉入りパンは離乳食完了期以降から

小麦粉の白い部分は良くないけれど、小麦のからはOKというのなら、小麦を殻ごとひいて作られた全粒粉入りのパンならいいのでは?

と思いますよね。

殻の部分はミネラルやビタミンに食物繊維も豊富で、パンを食べるなら全粒粉が断然おすすめなんですが、残念ながら赤ちゃんにとっては消化に負担がかかります

小麦ふすま以外にも雑穀関連は腸に負担がかかるので離乳食の完了期以降が望ましいです。

パンは加工品であるから

これはパンに限らないのですが、加工度合いが高ければ高いほど、安全性を見極めるのに労力が要ります。

同じ炭水化物でもお米なら、ただお米の安心安全さえ見極めればいいですが、様々な材料を組み合わせて作るパンは、小麦粉の種類に発酵種(イーストや天然酵母)、発酵に必要な砂糖の種類や、油の種類、加えている乳製品や卵の有無などなど、こだわらないといけないポイントが沢山出てきます。

そのこだわりを一つ一つ納得のいくものにすればするほど、おめがねにかなうものを見つけにくくなりますし、また値段も高価になっていきます。

すべての材料の安心安全をジャッジするために一番手っ取り早いのは自分でつくることなんですが、パンって、発酵の時間や寝かす時間に、温度管理など、結構手間がかかりますよね。

パン作りが趣味だったり、パン作りに慣れているママさんならいいのですが、初心者が一から手を出すには少しハードルが高いです。

国産のいい小麦を使っているけれど、ふわふわにするのにトランス脂肪酸のショートニングを使っているから駄目だなーとか、

お砂糖不使用がウリのパン、甘味に蜂蜜が使われているから1歳以下の赤ちゃんに食べさせられないなぁとか、

保存料無添加って書いてあるから大丈夫そうだけど、卵使ってるー!などなど

あれは良くてもここがダメ、みたいなことが結構出てきて、しんどくなりそうになります(笑)

砂糖や塩が入っている

さらに、離乳食初期にほとんど使わない砂糖や塩が使われています。

砂糖や塩が直接的に悪い、というわけではないのですが、せっかく離乳食のお野菜も塩を使わず作っている時期に、わざわざ塩や砂糖が入っているものをチョイスする必要はないかな、と思うのです。

こだわりすぎると物足りない

身体に悪いものはおいしい、とはよく言ったもので、赤ちゃんが食べやすそうな、ふんわりときめが細かく、くちどけのいいパンにはたくさんの油脂や牛乳が入っていたりします。

赤ちゃんに食べさせるのにはちょっと不安だな、と思うものを完全にそぎ落としたパンを見つけてそれを使っていました。

これ⇓

小麦、天然酵母、塩だけでパンって作れるんだ!と感動したパンです。

ただね、油脂類が一切入っていないので、大人が食べるとやっぱりちょっと物足りないんです。

赤ちゃんならこれが絶対いいと思うんですが、あまり食べてくれず残ったパンを食べる時、これでもか!というくらいめっちゃバターつけまくって食べてました(笑)

身体にやさしいはずが本末転倒ですよね。

「小麦粉をこねて発酵させて焼いたもの」

という観点で見るならばこれはめちゃくちゃいいし、これ以上そぎ落とせるものがない!という素晴らしい商品なんですが、正直、のど越しは良くないです。

ここまでくると、一緒にパンを食べることを楽しめるようになるまでは、そこまで積極的に出さなくてもいいかな、と思えてきませんか?

でもね、先ほども少しふれたように、パンは準備が楽なんですよね。

常食はあまりお勧めできないですが、食事を豊かにするためにパンを取り入れるときもあると思います。

そんな時、何に気を付けて選ぶかをまとめておきたいと思います。

離乳食で気になるパン選びの5つのポイント

添加物の有無

乳化剤・保存料・増粘剤などの漢字の添加物表記か、何かカタカナがかかれていたら基本はアウトです(笑)

発酵の効率を上げたり、カビを生えにくくしたり、膨らみやすくするために加えられたものなんですが、パンに最小限必要なものは小麦粉・発酵させるもの(イースト菌か天然酵母)・菌を起こすための甘味・塩だけです。

風味を良くするためにバターを使ったり、ミルクを加えたりしてパンの種類や味わいに変化をつけていくわけですが、赤ちゃんにはシンプルなものを選ぶようにしましょう。

パン屋さんが解説してくださっているこちらのサイトがわかりやすくておすすめです。

ショートニングの有無

トランス脂肪酸という別名があるショートニングは使うときめが細かく口当たりが軽い食感になります。


見た目はほぼマーガリンですね!(笑)

マーガリンもショートニングもトランス脂肪酸に分類され、自然界にない油なので、体内で分解されず、体の負担になります。

プラスチックを食べているのと同じです!とか言われたりしますよね。

赤ちゃんだけでなく、私たちも避けられるなら避けたい油です。

トランス脂肪酸=身体に悪い!!

ということが根付き始めているからか、

最近ではトランスファットフリーのショートニング、というのも見かけるようになりました。

 

ショートニングなのにトランス脂肪酸じゃないの?なんだかよくわからないけど、トランス脂肪酸が入っていないのなら安心ということになるのかな??なんて思いそうになりますが、この原料でよくつかわれているのがパーム油です。

パーム油は植物性の油脂でかなりメジャーで、身体にやさしそうなイメージがありますし、赤ちゃんの粉ミルクにも良く使われているんですが、実は体内で炎症の原因になる物質を作ったりするあまりよくない油なんです。

ヤシの木の伐採による森林破壊も問題視されていて、環境問題にも発展していたりするので、

「結局あかんもんはなにしてもあかん」

って感じだな、と思いました(笑)

油についてはこちらで詳しくお話ししています!

離乳食で油はいつから?かしこい赤ちゃんに育てる油の選び方!
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砂糖の種類

菌を起こすために必要不可欠な餌となるのが砂糖類です。

菌が食べてくれるとはいえ、お砂糖を使わなければパンが作れない、というところで、

砂糖なしで育てたいと思っていた私にとってはかなりネックになりました。

グラニュー糖でなく、きび砂糖や洗双糖など茶色くてナチュラルなものならまだいいかな、と思うのですが、それでもやっぱり砂糖には変わりないので、極力避けたいところです。

天然酵母はお砂糖以外で果物などを使って起こしていることもあるので、「砂糖不使用」のパンを選んで買っています。

蜂蜜を使っているものは乳児ボツリヌス症になる可能性があるため一歳以下では選ばないようにしましょう。

小麦粉の種類

やはり、国産の小麦が使われているパンがおススメです。

なぜかというと、海外の小麦は農薬の心配があるからです。

しかし、国産の小麦の自給率はかなり低く、また使われるほとんどがうどんなどの麺類に加工されるのでパンに使われる国産小麦ってすごく少ないんですよ。

なので国産小麦使用、と書いてあっても、一部海外のものを使っているお店もあります。

国産小麦100%にこだわっている、とうたっているパン屋さんはかなり少ないですが、出会ったら是非、離乳食用にチョイスしたいですね!

またライ麦やスペルト小麦といった、グルテンが少なくて身体の負担が少ないとされている麦類は焼き上がりがどっしりとしたパンになることが多いので、赤ちゃん向きではないのが残念ポイントです。

離乳食完了期以降で全粒粉が解禁になったらライ麦などにもチャレンジしてみるといいですね。

卵・乳製品の有無

アレルゲンとなりやすい卵や乳製品はパン作りにはマストな材料ではありません。

ふんわりとさせたり、照りを出したりするのに使われていますが、アレルギーの有無にかかわらず使っていないシンプルなものを選ぶことをお勧めします。

 

では離乳食でこれらを考慮して選ぶならどんな種類がいいか、ご紹介していきますね。

離乳食におすすめのパンの種類は?

食パン

まずは王道の食パンですね。

なぜこれが一番選ばれるかというと、なんといっても柔らかくてシンプルだからです。

保存料などが入っていないものを是非選んでくださいね!

私が買っていたのはこちらですよ!

 

フランスパン

フランスパンは、そのまま食べると固いのですが、使っているものが小麦粉・塩・水・イーストのみ、というのが安心できるポイントです。

パンがゆにする場合は水分を入れてふやかすので、油や乳製品が不使用である点からみると、離乳食初期は食パンより安心かもしれませんね!

カンパーニュ

カンパーニュも油や卵、乳製品を使っていないパンで、小麦粉ではなく一部ライ麦粉が使われていたり、イースト菌とともにサワー種というものが使われていたりするといった違いがあります。

粉や菌種の混ざる割合によって味わいや食感が様々ですが、フランスパンより柔らかくて食べやすいものも多いので、離乳食完了期以降で選択肢の一つにするといいですね。

ベーグル

発酵させた生地をゆでてから焼くという製法が特徴のベーグルも油、卵、牛乳を基本的に使用しないのでアレルギーが心配な赤ちゃんにも安心です。

昔、お子さんが卵アレルギーの友人がベーグルなら安心!とベーグルばかり買っていた思い出があります。

また茹でることで水分量が少なくずっしりもっちりしていて、パンの中では高たんぱく低カロリーなのも特徴です。

その固さを活かして噛む練習をしたい時にもおすすめですね。

 

もちろん、お砂糖がまぶしてある甘いパンや総菜パン、ミルクロールやバターロールはお砂糖や油がたくさん使われているので控えましょう!

まとめ

 

・離乳食でパンは離乳食初期から食べられるが、塩分や砂糖も摂取することになるので注意

・パンをそのまま食べられるのはカミカミができる離乳食後期から

・パンはパンがゆにしてまで食べさせたいものでもないけれど、パンを選ぶときには添加物や油脂など赤ちゃんの負担になる材料には極力注意して選ぶ。

・パンの原料である小麦には精神安定の効能があるが、それを見込めるのは全粒粉のみ

・小麦粉の白い部分はグルテンが豊富で体の中にたまりやすい。また子供の落ち着きがないのは小麦の可能性もある。

 

いかがでしたでしょうか。

離乳食って「食べさせたいがらすすめていくもの」と「積極的に食べなくてもいいけれども、食べれるかどうかのチェックはしておきたい」という食材に分かれると思います。

パンは後者ですが、みんなで楽しく食卓を囲む時の選択肢の一つとして、コミュニケーションの一環として、身体に負担の少ないパン選びをしながら楽しめるといいですね!

 

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